企業情報

 宮崎日機装株式会社は、創業60年以上の歴史を持ち独創的な製品と技術で世界に貢献し続ける日機装株式会社の子会社として、宮崎で本格的な物づくりを展開し、新たな歴史を作るために設立されたまったく新しい会社です。

社屋画像

 国内外で高い評価を得ている産業用特殊ポンプやシステム製品、血液透析装置などの医療機器、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を縦横に駆使した航空機用部品などを主力事業とする日機装株式会社(東証第一部上場)は、2017年3月にグループ最大・最重要の生産拠点とするため、100%子会社である宮崎日機装株式会社を宮崎県宮崎市に設立しました。

 日機装の主力事業の多くは日本初、世界初の製品・技術を擁しており、その市場におけるパイオニアとして、業界をリードし成長させてきました。なかでも航空機事業の主力製品であるCFRP製の逆噴射装置部品「カスケード」は、1983年に初めて開発に成功して以来、世界の民間航空機市場をほぼ独占しています。

 宮崎日機装では、まずは近年の世界的な航空機需要の高まりを背景とした「カスケード」の増産需要に対応するため、2018年秋に新工場を竣工し、日機装の技術力のもと生産技術の高度化と生産量の増大を目ざすとともに、新たな未知の航空機部品の製造拠点としてもさらなる拡大を進めていきます。その後も、大型の産業用特殊ポンプを製造するインダストリアル工場およびクライオジェニックポンプ試験設備が2021年6月に竣工し、2024年の操業開始を目指してメディカル工場建設も新しく始まります。グループの主要製品の中心的な生産拠点として、順次、確実に成長してまいります。

ごあいさつ

宮崎日機装株式会社 代表取締役社長 長門祥一

 宮崎日機装は2017年設立後、2018年の航空宇宙事業の「カスケード」の生産から始まり、2021年インダストリアル事業の「クライオジェニックポンプ、ノンシールポンプ」の生産をスタート、メディカル事業の研究研修施設「M.ReT宮崎」を開設いたしました。
 サッカーコート17面分(122,181㎡)の敷地に、今まさに名実ともに宮崎に日機装全事業の拠点が揃うこととなりました。日機装の製品はいずれも、各業界では「無くてはならない専門性の高い製品」としてお客様の高い評価を頂いております。これらの誇り高い製品を宮崎で作る喜びを従業員とともに分かち合い、その喜びをさらに日機装の製品群の付加価値向上に繋げていきたいと考えています。
 また、めまぐるしく変化する時代を先取りする取り組みもここ宮崎から始まっています。インダストリアル事業では水素・アンモニアなど次世代クリーンエネルギーへの取り組み、航空宇宙事業では空飛ぶクルマのeVTOL(イーブイトール)・小型人工衛星など次の時代の移動手段・情報収集手段への取り組みを開始しています。

 これからも「宮崎」を意識し創業時の理念、宮崎に根ざし宮崎から発信していく、を忘れずにその名に恥じない製品の開発・生産を行なってまいりたいと思います。
 皆さまの温かいご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

宮崎日機装株式会社
代表取締役社長

長門祥一

日機装グループの製品紹介

日機装は創業以来、
独創的な製品を提供し続けています。

会社概要

社名 宮崎日機装株式会社
本社所在地 〒880-2215
宮崎県宮崎市高岡町高浜1495番地63
連絡先 Tel : 0985-82-5600 Fax : 0985-82-5678
工場敷地面積 122,000平方メートル
主な生産品目 ・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製民間航空機部品
・産業向け特殊ポンプ その他日機装グループ製品
就労人数 795名(2023年12月末現在)

アクセスマップ

本社所在地 〒880-2215
宮崎県宮崎市高岡町高浜1495番地63